コーチになるためのコーチング 第6回

前回の続き。テーマは「行動を抑制するマイナスパワー」。

コーチングでは、結果としてクライアントの「行動」の変化が重要視されます。
ところが、人が「行動」を起こそうとするとき、「思い込み」、「誤解」、「偏見」などのフィルタ(マイナスパワー)が障害となって、「行動」を抑制する場合があります。

フィルタは、自分でも気付かないうちに心の中に形成されてしまうようです。例えば、、、


「みんな、あの映画は面白くない、って言っているしなー。。。」(だから、観たいけど観に行かない)
「同僚のA君は、酒癖が悪い。」(だから、あまり付き合いたくない)
「僕がこの仕事をやると、いつも失敗する」(だから、今回も失敗するだろう)


これらのフィルタを排除するような質問を作ることが今回の学習ポイント。視点を変える質問をして、フィルタ排除のお手伝いをします。


「『みんな』って何人?誰が言ってたの?」
「A君の良いところって何だと思う?」
「最後に失敗したのはいつ?何故、失敗したと思う?」


ちなみに、ひろしが持っている根強いフィルタ(思い込みかな?)の一つに、「僕は数字を覚えることが苦手」があります。
いまのところ、行動を抑制しているようではないので、放置です。