コーチになるためのコーチング 第2回

樋口研究室の コーチになるためのコーチング回目です。今回のカリキュラムは、以下の2つ。

  • 「聞くための能力」
  • 「聞くためのアプローチ」

コミュニケーションについて考えたとき、我々は話すスキルをどうにか向上させようとしがちですが、会話が成立するには聞き手の存在が欠かせません。コーチングの会話では、コーチはクライアントが自身の言葉から発見ができるような質問をします。そのためには、クライアントが発した言葉を、コーチの経験や偏見のフィルターを通さずにそのまま受け取って、クライアントの関心事にマッチする質問を作らなければなりません。

今回のトレーニングでは、「クライアントの関心事を探る」演習をやりました。結構、難しかったですが、具体的な質問の作り方は得るものがありました。


宿題は、


『自分のフィルターを排除する方法を5つ考える』


自分の過去の経験や偏見を排除した状態でコーチングができるように、コーチング前に行う儀式のようなモノを考えます。

現時点で思いついた方法は、以下の2つ。試してみよう。

  1. 「過去の自分を遡って、中学生の知識レベルにまで後退しているのだ」と念じる。
  2. 「脳の中にあるフィルター回路をバイパスして、情報が伝達される状態になっている」と念じる。(スタートレックデータ少佐がエモーションチップをOFFにした状態がイメージ。)